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    白いトリリァムとインディアンの絵筆

    • 2015.01.08 Thursday
    • 12:18

       
    インディアンの神様ギッチー・マニトゥが世界を創造したばかりの頃は、世界には色というものがなく何もかもが真っ白でした。

    物を創る時にはただ有益なだけではなく美しく創ることもギッチー・マニトゥのモットーでしたから、真新しい塗り絵のような世界をより彩り良くするために絵の具を塗ったのです。

    ギッチー・マニトゥは初め動物たちを塗りました。主として茶色と灰色を使いましたが、黒とか赤も所々に使い、感じのいい彩りに仕上げていきました。この動物たちはただ役に立つだけでなく眼に美しいものとしても創られたのです。ただ、冬が来て木々が裸になったとき危険から身を隠すことができなくなるため、何種類かの動物たちには、冬には元来の白い色にもどることを許してあります。

    木々も初めは真っ白だったのです。ギッチー・マニトゥは木々や草には緑色を使いました。ときには黄色やだいだい色も使ったので、これが濃淡のある緑とうまく映り合い、草や木も単に役立つだけでなく眼の疲れを慰める美しいものになりました。

    花々には思いつく限りの色を使いました。ギッチー・マニトゥは花を塗るのにその色彩感覚の良さを充分に発揮したのです。でも、ギッチー・マニトゥは数限りなくある花々を全部塗り終えることができませんでした。
    それはそれはたくさんの花がありましたし、花は一番後回しにしたので花を塗り終える頃にはギッチー・マニトゥは考える力もない程に疲れ切っていました。絵の具もほとんど使い果たし、絵の具壷の底にはほんの少し赤い絵の具が残るだけになっていました。
    この赤い絵の具はトリリァムを塗るために取っておいたのですが、いくつも塗らないうちにすっかり無くなってしまったのです。そういうわけで赤いトリリァムは少ししかありませんし、春に森の中で見かけるトリリァムのほとんどはギッチー・マニトゥが世界を創造した頃のままの真っ白なのです。
    絵の具
    をすっかり使い果たしたとき、ッチー・マニトゥは性根尽き果てて赤い絵の具の付いたままの絵筆をほっぽり投げて休息を取りました。この絵筆は飛んでいって地面につきささり花になりました。ですからインデァンの絵筆と言う花はッチー・マニトゥが一番最後に創った花なのです。(インデァンの民話から)





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